本日のマーケット動向(9/3)

逆張りスイングトレードにおける明日のおすすめスタンス
   ・新規注文:様子見を推奨(FX)
          様子見を推奨(日本株式)

   ・決済注文:保有ポジションの一部決済を推奨(FX)
          保有ポジションの一部決済を推奨(日本株式)


本日(9/3)発表の重要経済指標は以下の2つです。

   ・(米) 非農業部門雇用者数
       (前月)-13.1万人 (予想)-10.5万人
      →(結果)-5.4万人

   ・(米) 失業率
       (前月)9.5%   (予想)9.6%
      →(結果)9.6%


本日は、米国雇用統計の発表がありました。
非農業部門雇用者数が予想以上に増加したことから
米国の景気減速懸念が後退し、リスク選好姿勢が
強まっています。

その後に発表されたISM非製造業景況指数は、エコノ
ミスト予想中央値を下回る結果に終わったため、
多少は上げ幅を縮小しているものの、全体としては
まだ市場はリスク志向的だといえます。


一方で、テクニカル的には、円絡みの通貨ペアでは、
平均足でみると陽線に転換しているため、短期トレ
ンドとしては円安トレンドになっています。
しかし、豪ドル円・スイスフラン円・南アランド円
以外の円絡みのペアではまだ34日平均線を上抜いて
いないので、円高圧力がまだ高いままであり、油断は
できない状態だと思います。

週明けに円高圧力が弱まるかどうかに注目です。

過去の動向では、雇用統計が良い結果に終わって
いても、中期トレンドを円安トレンドに転換する
ことはできていないので、今回もまた中期トレンド
の転換は失敗するものと仮定した上でトレード戦略を
練るべきでしょう。

具体的には、来週頭まではリスク選好姿勢が強い状態
が続くと思われるので、その内にポジションの一部を
決済しておいて、中期トレンド転換に失敗したら逆張り
ができるように備えておくといったものです。

もちろん、中期トレンドが転換してしまった場合には、
享受できる利益を放棄してしまっているわけですから、
悔しい思いをすることになりますが、自分にとって
都合の悪いほうへ転んだ時にも、二の矢、三の矢を
放てるように準備しておくのがトレードの基本だと
思います。



なお、日経平均については、今週末のCMEの日経平均
先物の終値と、NYダウの終値から察するに、週明けは
9200円付近で寄り付くと思われます。

日経平均の今年4月以降の高値を結んだレジスタンス
ラインを引っ張ると9300円付近に収束しますし、
34日平均線も9300円です。

したがって、来週はこの9300円を明確に上回ること
ができるかがポイントになってきます。


ただし、今まではここで失敗してきているため、今回も
失敗する可能性が高いと思います。

したがって、ひとまずは様子見するか、保有するポジ
ションを一部決済してしまって更なる株安局面に備える
べきでしょう。



なお、明日発表の重要経済指標は特にありません。



以上、読んでくださった方、どうもありがとうございました!!



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Author:★☆ぽにょ☆★
リーマンショック後の平成21年1月からFXと日本株式のスウィングトレードを始めました。
初めの半年間で大きく負け越したものの、その後は順調に取り返しています。
その後、トラップトレードも取り入れ、年間利益100万円をめざし、日々奮闘しています!!

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